12/27/2004

金持ち父さん、貧乏父さん。

 なんて本が一昔ありましたね。Jで「金持ち父さん」といえば浦和、横浜M、磐田、名古屋、ガンバでしょうか。


 去年は浦和と名古屋の補強が目に付きましたけれど、明暗がくっきり分かれました。名古屋のお金の使い方のまずさは県民性なのかなぁ。直接対決で2戦2勝はせめてもの意地でしょうか。


 今年のオフの中心はガンバと磐田のようです。両チームの補強のニュースやウワサは毎日のように聞こえてきます。

 今日もガンバのアラウージョ獲得と、加地へのオファーのニュースがスポニチアネックスに載っています。アラウージョはともかく加地は厳しいんじゃないかな。だってほら、原さんこんな人だから。

 磐田は川口に続いてチェ・ヨンスもとりにいってるらしいですね。人間力ってお金にものをいわせるってことなんでしょうか。一番大事な監督人事が失敗しているかも知れないので、来年磐田がどうなっているのかも興味あります。


 振り返ってセレッソ、「貧乏父さん」って言うほどでもないですけれど、お金の使い方が下手ですね。高額の選手程ハズレ率が高い!もういっそ補強はJFLからだけにするかい?って感じです。

 ただ黒部の移籍話は着々と進んでいるようで、悲しみの連鎖は止まりそうに無いです。ニシムーGMの「攻めや攻めや!攻めゴマ持ってこんか~い!」って声が聞こえてきそう。補強ポイントのDFでさえ攻撃参加大好きなゼ・カルロスが来るらしいですから。ホントに守備は二の次のようです。江添君、君だけが頼りなんだ(涙

 現実的にセレッソがこの台所事情で上位に食い込む為には、若手育成の強化(自前の選手を育てていくことは移籍による補強より負担が少ない)が第一。

 それがずっと後回しになっている上に、毎年ドカドカ選手を解雇するので、若手(~25くらい)とベテラン(30前後)との間の、一番脂の乗った年齢の選手が殆どいないという異常な編成になっています。来年キャプテンマークをまくのが誰になるのかさえ分かりません。


 サッカーはあくまで団体競技なので、いい選手を取ったところで、劇的に強くなるなんて事は、まあ有りません。じっくり腰の据わったチーム強化をして頂けたらうれしいですが、はてさて…。



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