7月のうだる様な熱さの中での6連戦、誰が名付けたか「HOT6」。しかしその初戦は雨中決戦となりそう。
雨の味の素スタジアムには苦い思い出がある。その借りを返すのに絶好の舞台と捉えるか、それとも記憶を呼び覚ましてしまうのか。
ただ相手のFC東京も最近状態が良くない。J1リーグ12試合で3勝2分7敗、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだナビスコ杯も1勝2分3敗の成績で予選リーグを突破する事も出来なかった。J1リーグで言うなら4月10日のジュビロ戦以来勝ち点3から遠ざかっている。
原因は12試合で15得点という攻撃面。既に無得点試合も5試合(1分4敗)を数える。チームの看板であるはずの堅守も20失点とけして良くない。
対するセレッソも攻撃面に関しては14点と御世辞にもいい数字ではないが、失点を何とか16に留めている。開幕2試合で6失点である事を差し引けば一試合あたりの失点は丁度1、小林イズムのようなものが浸透し始めている。
しかし再開を目前に攻守の要である前田と古橋が戦線離脱。特に前田の離脱は痛い。
両軍の予想布陣。FC東京の布陣は「東京トテチテタ日報」のまさゆき氏の予想を使用している。
古橋の代役はファビーニョかなと予想。米山のスピードは相手の足が止まりだす後半の方が生きるはず。
復帰組の苔口、徳重はどうか。米山以外にGKに伊藤、DFに鶴見か千葉、FWとして獅子身中の蟲と化している黒部が入るだろうから、残る一つの枠にどちらかが入る可能性は有る。廣山という線も捨てがたいが。
試合のキーはやはり覚醒した加地、スピードスター石川を擁する東京の右サイドか。布部と山崎(若しくは柳本)がどれだけ頑張れるか。ゼ・カルロスには守備よりも攻撃で相手の出足を封じてほしい。
こういう予想も久しぶりで、キーを叩く度に気分が高揚していくのが自分でも判る。「HOT6」の名に違わぬ熱い試合を期待。
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