7/04/2006

蛇口と水。

 あんまり他のサポーターさんを観て、羨ましいなと感じた事はあまり無いのですが、Fマリサポさんの有志達が集まって発行されていたハマトラの存在は、素直にいいなと感じてしまいました。情熱と少しのお金と多大な時間を費やせば、サポーターはここまで出来るんだ!とただただ関心していました。

 ですから諸所の事情で休刊された時にはすこし寂しい気持ちも有ったんですが、このたびSNS化されるとか。マリサポの、マリサポによる、マリサポの為のコミュニティー。

 ただこういうコミュニティーは紙媒体なんかと比べてどうしても閉塞感が有りますね。マリサポさんの間でもそういう話はあったと思うんですが、コミュニティーを立ち上げても問題無いくらいの人達が参加されるという確信があったのでしょう。そういうところはペーパー版ハマトラで得た経験が生きているんだと思います。


 セレッソでもこういうコミュニティーが出来ると嬉しいんですけれどもね。確かにmixiとかにもありますけれど、やっぱり完全なセレサポの、セレサポによる、セレサポの為のコミュニティー、というわけではないですしね。

 知り合いのサポさんでもフリーペーパー作ろうとか、他の方法でサポーター同士、またそれ以外の方にも情報を発信しようという動きが無い事はないんですが、立ち遅れているのが現状です。


 ここで話を少し昔に飛ばしましょう。携帯電話が本当に電話としての機能しか持っていなかった頃、携帯は二束三文で手に入りました。あんなので収益が上がるのかなと思っていたんですが、こういう動きは「蛇口を増やす」と表現されるそうです。

 水道局がいくら水を用意しても、誰かが蛇口をひねらないと収益にはならない、だから新しい分野では、まず利用者の拡大を第一に考え、サービスの拡充をしていくのは絶対数が増えてから、というわけです。


 今の状況に当てはめるなら、セレサポの動きはまだ蛇口を作っているような状態です。どれくらいの数を用意しなくてはいけないか等もはっきり判っていません。

 ハマトラは蛇口は十分に確保出来たので、そろそろ流す水の質を変えていこうという段階に来たのかも知れませんね。成功すれば、こういう文化はもっと広がっていくんじゃないでしょうか、少し期待しています。


 

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