7/09/2006

「ええぞ、カルロス」はセレサポの為の絵本。

 8/12の大宮戦と8/19の横浜FM戦では一万人の小学生とそのご父兄が来るようで、多分日頃じっくり試合が観たい!と思ってSBに来られている方々は頭の痛いことでしょう。

 招待された方達の全員がそうではないですけれど、やっぱりこういう日のスタジアムって汚れるんですよね。ゴミを持って帰らないとか、ジュースがこぼれているとか。試合後にゴミ拾いをしていてカップめんのとんでもなく伸びきってボワボワになってるのを発見した時はさすがにめまいがしましたよ。


 そこんところどうなんだろうと思って大阪市教育委員会のホームページを覗いてみたんですが、偶然よいものをみつけてしまいました。

 なんでも平成10年から、毎年人権絵本原作コンクールというのが開かれているらしいんですが、平成17年度、前回の優秀賞のタイトルが「ええぞ、カルロス」なんですよ。

ええぞ、カルロス.jpg


 ブラジルからやって来たカルロスくんは日本語を読む事も、聞く事もできません。授業中もずっと先生を見ているだけで、クラスでは一人ぼっち。以前海外に住んでいて同じような経験をしていたあきらくんは…。というあらすじ。サッカーなら言葉が通じない同士でも心を通わせる事が出来るというところが、なんだかグッときてしまいました。

 そして登場人物があきらカルロスジョンと、皆大阪に関係の深い名前なのが面白い。これは意図的なのか偶然なのか。カルロスとジョンは、この絵本では面識が無いんですけれどもね。

 とにかくサッカーが好きで、小学生くらいのお子さんをお持ちのセレサポさんには、是非一度お子さんと一緒に読んで頂きたいお話です。

 この絵本に出てくるカルロスくんはすごくシャイで、ウチではどちらかと言うとピンゴくんに似ているんですが、スタンドから「ええぞ、ピンゴ!」と叫んだら、みんなと打ち解けてくれるんでしょうか?はてさて…。

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