8/10/2006

川淵解任要求について。

 昨日のトリニダート・トバゴ戦の後、「川淵会長にレッドカードを!」実行委員会が主催した日本サッカー協会川淵会長解任要求デモの様子が早くもYou Tubeにアップされています。普通のシュプレヒコールじゃなくてチャントにあわせているのが「らしい」です。各チームのチャントが入ることで、各々のチームのサポがいるのだという意思表示にもなるし、一石二鳥。



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 それから試合会場でもダンマクを出していたようで、その様子もアップされています。ゴール裏のど真ん中であれだけのダンマクが張れるって事はコアサポは容認していたのかな。



同じく観れない方はこちら


 僅か1分ばかりで警備員と思わしき人間がすっ飛んできた(通路左側から白い服の人間が来て撤収するよう呼びかけているように見える)のには苦笑したというか、がっかりしたというか…。揉め事の時はいつまでたっても来ないのにね。いつもそれくらいの気持ちで警備しろよと。


 後出しになりますが、私このデモ、賛成でも反対でもありません。したい人はすればいいし、それを止めたいとも思わない。でもこうした動きをしっかり形に残せた「川淵会長にレッドカードを!」実行委員会の皆さんは偉いと思いますよ。

 主義主張が人によってまちまちなのは当たり前で、その主張を通すためのアクションだってバラバラ、それを一つにまとめるのがどれだけ大変か。

 その面倒を引き受け、一部の人間のバッシングの中に有っても、このデモを成功させようと尽力した。それだけでこの人達の気持ちの強さがわかるというものです。


 これからの事は判りません、デモが日本サッカー協会にどれだけの危機意識を持たせたか疑問でもありますし、そもそもこの行為がミスリードになっているのかも知れないし。それでもやっぱり「行動した」ことに関して、純粋に素晴らしいと感じてしまうんですよね。

 0と1と2の間ってそれぞれ1つずつしかあいていないんですが、0と1の間の1と、1と2の間の1とは、重みが全然違います。1から2への1は、単なる量の増加ですが、0と1の間の1は存在しているか否かという、大切な1なんです。

 デモをする事で、0が1に変わった。ここから変化が始まるはずです。その変化がよいものである事を願います。

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