8/29/2006

観られない絵は無いのと同じ。

 こんなコメントを頂きまして、えっ、そんな書き方してたっけ?などとしらを切っておりました、西中島でございます。十八番は揉め事を起こす事とそれを吹聴する事でございます。嫌がらせを受けても心当たりが有りすぎて、誰がやったのか皆目見当がつかんのです。

 おかげさまでいろんな方(善意悪意は別にして)にこのブログを観ていただいておりますが、これはこれで有り難い訳です。何が有り難いと言って、周囲で何か事が起こる度に、とりあえずそういうのはここで書くだろう、という潜在意識を持っていただいているということです。


 例えば私より素晴らしい文章を書くブロガーさんは沢山います。綺麗な写真を撮られる方も、足しげく南津守に通ってらっしゃる方も、それはきら星のごとくに。

 私にはそういう才能も無いですし、不幸にして練習を観る機会も少ない、遠征に行くお金もなかなか…。

 じゃあ何が出来るといって、それは何かにつけていろんな、出来れば独自のニュースを集めて、それをまとめる。それくらいなものなんです。でも今の国内リーグにあってそれは貴重なもののようで、レアなニュースの時は反響も大きい。

 そうすると今度はニュースを持ってきて下さる方もいて、「これを書いてほしい」「こんな話が有るのだけれど」という情報提供もしばしば。ウラが取れれば、そしてそれを伝える事に何か意義を感じれば、それを記事として流したりしています。今のセレバスとか「江添選手に鶴」もそんな感じです。そういうのが繰り返し繰り返しあって、今のここが有るわけです。だからこのブログを構築している全てが私個人のもの、というわけでもないんですね。いろんな人のプラットフォームになっている。

 私はそれでいいと思っていますし、出来ればその割合がもっと増えてほしいなと期待しています。今はまだセレサポの中でも、沢山の人の沢山の意見が混沌としていて、どんな形になるのかさえ見えていないですが、もし何かはっきりしたベクトルが生まれたなら、助力したいです。


 私の理想形は、ここが「画廊化」する事です。皆の心打つ作品でも、それをどこかに飾らなくては、無いのと同じですから。

 ゴッホの絵を、もし義理の妹が引き取らなければ、美術史は変わっていたでしょうし、ひょっとしたらそういう「埋没してしまった才能」はまだまだいたかもしれない。そういうのって勿体無いではないですか。

 こんな事が有った、こういう事を書いてほしい、そういうリクエストには出来る限りお応えしますんで、利用価値のある内に、当画廊をご利用ください。

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