1/13/2010

愛された。それでも彼等は死んだ。

ガンジー(ガンジーさんじゃなくて本物のほうね)は、非暴力、不服従をとなえた。ジョン・レノンは平和の祈りを歌にのせた。マーティン・ルーサー・キング・ジュニアは黒人と白人の間にある差別の壁を取り払うため、演説を続けた。

皆教科書に載るほどの人。世界が永遠に記憶に留めておかなければならない人。沢山の人に愛された人。唯一無二の存在だった。

でもこの三人は、天寿を全うすることができなかった。ガンジーはヒンドゥ教の過激な思想の持ち主に、ジョン・レノンは精神疾病を患った男に、キング牧師は何の思想も持っていないならず者に撃たれて死んだ。

どれ程愛されようが(それとも愛されたが故に)死ぬ時は死ぬ、殺される時は殺される。どんな世の中になろうが変わらない。まるで変わらない。

意外と嫌われ者の方が長生きする時がある。皮肉なもんだ。キューバにいる革命家の爺様は今でも元気に生きている。世の中を上手く渡っていける人間の方がいいのかね。


オレはいつまで生きられるんだろう。今頑張って嫌われてるんだけれど、そういう事って起こるのかな?それとも他の嫌われ者と同じで長生きするのかな?それが今のオレの夢なんだけれど、何も楽しいことが起きない世の中に期待する、数少ない夢なんだけど。

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