2/19/2005

サポーターだって2005バージョン。

 世の中には本当にいろんな人がいるようで、サッカーの応援にしたって「ブーイングはしないで」なんて言ってる一国の宰相もいれば、こんなチームのオーナーもいるらしい。

ニッカンスポーツ

マインツがサポーター応援スタイルにNO

 クラブがサポーターの応援スタイルに対して、「ノー」の意思を表明した。ブンデスリーガ1部マインツの地元マインツ市は、毎年2月(今年は7日)に行われるカーニバルで知られている。マインツのサポーターは、サッカーの試合でもカーニバルスタイルで応援する。

(中略)

 マインツがゴールを決めたときはもちろん、相手チームのゴールの時にも陽気に歌い、体を揺らして踊る。そのため、スタジアムにはギスギスした雰囲気が生まれず、アウエーチームがリラックスして戦うことができるという。


 相手がゴールしても盛り上がるんなら選手もへこみますわな。やっぱりサポーターも12番目の選手ってこと、一生懸命応援すれば、それだけチームに勇気を与えられるし、相手にプレッシャーもかけられる。


 相手にプレッシャーがかけられない事が多いセレサポでございますが、今年はいつにも増してパワフルにサポートする様子です。

20041123


<今年はどれだけ埋まるのかな…。>



 太鼓だけでも一気に5,6個増えるらしいですから、これだけでも応援の迫力が増しますよ。

 セレッソの場合コアサポ、ホームしか来れないなというライトなサポ、それから物見遊山のお客さん、この三者のスタンドでの物理的距離が結構近いので、手っ取り早く迫力あるサポートをする為にはコアサポ以外の客層が思わずつられてしまうような「巻き込む応援」をするのが効果的。

 太鼓がもしスタンドの広い範囲の人達にリズムを伝えてくれたなら、最低手拍子くらいはしてくれるでしょ。長居はサイドスタンドでも1万弱の人が入りますから、それだけでも随分違ってきますよ。


 あとスタンドにいて思うのは、「コールがしたいけれど、どうすればいいのかわからない」「歌いたいけれど歌詞がわからない」という人が子供を中心に結構いるなってこと。判りやすい馴染みのあるメロディーなら結構声を出してくれる人も多いかと。

 今年は黒部が新加入、彼のコールが「ジャングルくろべえ」の歌なんで、私くらいから上の年代の人なら懐かしく覚えているはずだし、明るく短い歌だから若い人も乗ってくれるかなと期待しております。


 コールに関してはもう一つ、ホントはこんなの反則なんですが、毎試合ごとに選手をクローズアップして、コールの紹介をクラブからしてほしいなとか思ってるんですが、どうなんでしょ。サポコンで是非提案したかったのですが、手をあげても当ててくれんかったんで、これがいい事なのかどうなのか判らないんですけれども。

 それか選手のコール集をCDにして売り出すとかどうでしょ。これなら商売にもなりますよ。野球だったらヒッティングマーチ(打者への応援歌)のCDがちょっと大きなCDショップに普通に並んでいます。サッカーでも代表サポやアルビサポはCD出してるみたいです。


 今年はサポーターにとっても新しい試みの多い一年になると思いますが、こうした努力は失敗に終わったとしても決して無駄にはならないと思っています。少なくとも何もしないよりはずっといい。

 様々な試みが結実し、少しずつでも声援(サポーターの数)が大きくなっていけば、そうして長居を熱気が充満した空間へと変えていければ、選手達だってきっとがんばってくれますよ。というかがんばってもらわんと困るんですけれどもね。






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