サンケイスポーツ
中田浩二、マルセイユ移籍白紙も
【パリ3日=国際電話】日本代表MF中田浩二(25)=写真=がフランスリーグ・マルセイユと結んだ契約で、調印日に問題があるとして、フランス・サッカー連盟が公認を拒否していたことが3日、明らかになった。フランス公共ラジオが報じた。3日にマルセイユから再検討の請願を受けた同連盟は、4日の理事会で討議することを回答。最悪、移籍が白紙に戻る可能性が浮上した。
<ひょとしたら今年も…>
この問題で一番ややこしいのが、フランス・サッカー連盟がどのような理由で調印日を問題にしたのかというところ。ただ「拒否をした」という情報だけが流れてきたので、諸説紛々になっています。
いろんな話を聞いて、私なりの解釈をしたのですが、
○中田の鹿島との契約は1/31まで。
○マルセイユは契約が切れ(移籍金の発生しない)2/1に中田と契約する旨をあらかじめ準備していた。
○予定通り、マルセイユは2/1に契約、選手登録をする旨をフランス・サッカー連盟に通知。
○ところがフランス・サッカー協会は中田にも欧州リーグの移籍ルールを適用し、Jリーグでプレーをしていた中田は「プレー中の選手」扱いに、その為1/31以降の選手登録では今季の試合出場は無理と連絡。
○マルセイユはこのまま中田を来期まで保有しているだけにするのか、今季からプレーできるように契約日を「手違いだった」として1/31以前とする必要に迫られている。
○ところが1/31以前に契約するとなると、鹿島との二重契約となるため、マルセイユは再度鹿島と移籍交渉をする必要が有る。
ということなのでしょうか?自分で書いててややこしくなってきた。この問題を判りやすく解説して頂いているブログの方のトラックバックお待ちしています。
日本とフランスには時差が有るのだから、それを利用して日本時間で2/1で、かつフランスでは1/31である時間帯に登録をすれば問題は起きなかったという人もいますけれど、それって大丈夫なんですかね。それがまかり通るなら日付変更線より東側の国のリーグの方が圧倒的に優位なんですけれど。
あと春秋制のJリーグの2004年シーズンが、秋春制の欧州では「今季」なのか「昨季」なのかという解釈も、話をややこしくしているらしいです。ホントによくわからん。
でもややこしいが故に、今回の騒動は皆(Jのチーム関係者や選手、代理人も含む)が納得する説明がなされるべきなんじゃないかなと思っています。私自身が把握しきれていない事象を記事にしたのもその為です。
今後誰かが海外に移籍する際の他山の石になれば、田邊氏も日本サッカーの発展に来得する事ができるでしょう。その為に中田浩二が貴重な選手生命の一部をロストしてしまうのは全く惜しいかぎりなのですが。
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