欧州の評価は高原より大久保
ドイツ紙ビルトは、31日付で、FW高原直泰(25)の所属するハンブルガーSVからマジョルカにレンタル移籍しているFWロメオの復帰待望論を展開した。FWラウトが復帰戦でいきなりゴールを決めて期待を抱かせるものの、2トップのもう一方のムペンザが物足りないと指摘。高原については名前すら出てこなかった。
一方、スペインメディアは「消えている時間の多いロメオはいらない。大久保で十分」と不要論を展開した。ロメオは大久保の故障中は先発を務めたが、ヘタフェ戦で大久保復帰と同時にベンチへと追いやられた。単純に欧州での評価を比較すると「日本代表のエース高原より代表漏れ大久保」というパラドックス(逆説的)構図になるが…。
この記事を2ちゃんねる的に解釈するのであれば、
唯一絶対神大久保>ロメオ>スシボンバー
ということなのでしょうか。
んなわきゃねーだろよ!!
ブンデスリーガとリーガエスパニョーラではサッカーそのものが違うし、HSVとマジョルカではリーグでの立場、チームカラー、何から何まで違う。むしろどこか一致する方が不自然。その中でたまたまロメオという"物差し"が出来てしまったが為に、記者のいう捩れが出来たように見えるだけなのですよ。
当たり前なんだけれど、どんな選手でもチームの水に合わなければ素晴らしい活躍など望めない。ロナウドだって、レトンドだって、バッジオだってそうだった。中にはカントナみたいにどんなチームでも「オレ流」を貫く人もいるけれど、それでもファーガソンと出会うまでは能力に見合うだけの活躍は出来なかった。
ロメオにしてもHSVで発揮していた能力を、そのままマジョルカで披露しているとは言いがたい。まだ来て間もないから、パスの出し手もどこに出せば彼のスタイルを生かせるのかまだ判ってないはず。普通に考えればロメオ自体が物差し役としては怪しい、なんてことはすぐに判るでしょ?
しかも今回はドイツの新聞とスペインの新聞、二つのメディアの評価を基準にしている。同じメディアが判断しているのなら、まだ判るけれど…。
こういう一方を貶めてもう一方を相対的に持ち上げる記事の書き方は好きじゃないです。高原にだってがんばってほしい。もう少しやべっちFCに出る回数を少なくすれば十分できるはず(笑 でもメディアに踊らされて痛い目にあうのは真実でしょ)嘉人もコミュニケーションなんかで苦労しているようですし。こういう時は二人とも温かく見守っていきましょうよ。
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