seesaaからBloggerへの引越しが思っていたより順調で、ありがたい。さっかりんさんもリンク変更の対応が爆速だったので、感謝。Officialは、まあ、そんなもんだろう、うん。
ブログの引越しは、個人的にはとても大事な事だった。仕事で名刺がわりに使っているからね。
どんなことを考え、どんな行動をしてきたのかを仔細に書いているから、本格的な仕事の話の前に人となりを分かってもらえる。これはチームを組んで仕事をしている自分にとってはとても大きなアドバンテージ。
ブログ以外でもいろんなツールがあって、生活を支えてくれている。これを知っていると知らないとでは大違いというものも。
例えば上の写真は何度も出ているPicasaというサービスから引っ張り出している。Google+の会員であれば2048ピクセル×2048ピクセル以内の写真は無制限にアップロード、保存ができる。そして公開、非公開の設定もできるから家族の写真などもサクサク保存が可能だ。
よくフィルムは残るけれどデータは残らない、ハードディスクが吹っ飛べば終わりだと言われたけれど、こうしてDVD-RやPicasaサーバなど複数箇所に残しておけば、紛失の可能性は限りなくゼロに近くなる。そしてフィルムのように劣化もしない。
それから、気に入ったブログやサイトはrssを引っ張ってきてGoogleリーダーに放り込んでおけば、複数のブログやサイトの更新を一度に確認できるのでとても便利だ。他にもRSSリーダーはたくさんある。
買い物も、殆どのものを価格.comとAmazonで確認してから買うようになった。昔は日本橋ででかいPCを買って、重い荷物を抱えて帰っていたが、今はメールで配送確認さえチェックすればいい。
食事もまずいものを食べたくないからと、食べログで入念にチェックする。飲食店はホームページにお金をかけないところが多いから、口コミのウエイトがとても大きい。
最近は、ヤラセをしているのでは?という話題が何度か登っているけれど、ちょっとコツをつかめばハズレ回避ができる。これはまた別の機会に。
こうしてどんどん便利になっていくことで、無駄が省かれていく。それはとてもいいことなのだけれど、全てが全ていいことばかりではない。
これは主観というか、経験則でしかない話だけれど、興味があれば。
人間にはたくさんの無駄が必要だと思っている。無駄に感じることでも、人を人として成長させたり、人生のちょっとしたスパイスになったり、時には人生そのものを変えてしまったりする。
いろんなサービスやアイテムは、人に自由な時間とちょっとした成功を与えてくれるけれど、それが人間をより豊かにしてくれるものであるのか、少し疑問に感じる。
サイトにしても、RSSの「選外」になったサイトで、いいもの、タメになるものはたくさんある。食べ物にしたって、口にあうかどうかは行ってみないとわからない。そうした失敗がひとつもない人と仕事やお付き合いをするのは、とても怖い。
人が何人か集まっていろんなことをすると、たいてい何かしらのアクシデントがあったり、意見の齟齬が出たりする。ケンカとかも、たまにね。
そういう時、失敗した経験があれば、どのように立ち回ればいいのか、ある程度わかる。ケンカの仲裁だって、やってみないとわからないしね。そういう人付き合いさえライフハックしてみよう、という記事もよく出ているけれど、キチンと気持ちがこもっていなければ、できの悪い接客マニュアルでしかない。
本当に無駄な部分は削ぐべきだし、革新的に便利なサービスを知らないのはとても損。だけど、たまにはちょっとしたケガをしたり、失敗をするのも、悪くない。
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