【12/01/06】柿谷曜一朗選手 徳島ヴォルティスより復帰のお知らせ
今季徳島ヴォルティスへ期限付き移籍しておりましたMF柿谷曜一朗選手が、期限付き移籍期間(2009年6月18日~2012年1月1日)が満了となり、2012シーズンはセレッソ大阪へ復帰することになりましたのでお知らせいたします。
柿谷選手のプロフィール、コメントは下記のとおりです。(後略)
仕事そっちのけで興奮していた。多分多くの古参(?)サポーターも同じ思いだろう。
これからしばらくは、彼の一挙手一投足を、多くの人が注視するだろう。フロントとしてもアイテムを売るチャンスなのだから、露出をどんどん増やしていくはずだ。
彼がその期待に応えられるかどうか。それが、今年のセレッソを左右するかもしれない。チームとしても、事業の面からも。
それは夢を観させてくれるプレーヤーの宿命。とはいえ、不安がないといえば嘘になる。
香川や乾、清武。俺たちは成功例ばかり見てきたから、柿谷が仕損じるはずはないと考えてしまう。けれど、そんな保証はどこにもないのだ。
実際、彼は一度脱落しかけている。それも自らの素行によって。
そうして、同年代の選手がJ1で、代表で、海外で、華々しく活躍しているその間、J2徳島でプレーを続けた。
彼はそこで何を考え、どう行動してきたのだろう。
去年、徳島は札幌、鳥栖と最後まで昇格争いをしていた。藍色に染められたユニフォームを着た彼は、セレッソにいた頃の線の細さが消えて、少したくましくなったように見えた。何かが変わったように感じた。
昇格はかなわなかったけれど、柿谷は確かにチームの中心として、プレーで味方を鼓舞していた。
その頑張りが、彼をもう一度スタートラインに引き戻させた。しかしまだ、スタートライン。
多くの主力選手が抜け、チームは傾きかけている。彼がチームを離れた3年前とは、また違う厳しさが待っている。ここから先は難しいチャレンジになるだろう。
しかし今度こそ乗り越えてほしい。その時が、セレッソと彼の、新しい時代の幕開けになるはずだ。
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