1/05/2012

さようなら倉田 #cerezo

ありがとうとしか言えないね。




こちらは、柿谷が戻ってくるとかこないとかいう話になっているけれど、それはレヴィー体制が終わったのも関係している。

なので西野体制で開花しなかった才能を保持しているお隣が、それをそのままにしておくわけはない、という道理もわかる。寂しいけどね。

去年のアドリアーノの時にしても藤田社長は毅然と「マネーゲームには乗らない」と話をしていたわけで、倉田の件でも考えは同じだろう。それに2013年から始まるクラブライセンス制度にあわせてキンチョウスタジアムの改修費用も捻出しないといけない。今のセレッソには体力がないし、そういう自覚もある。無理はしないということ。


これはクラブ批判になるかもしれないけれど、主力選手を育てても、それを維持できないクラブ体制、これを根本から変えなければ、現場がどれだけ頑張っても、毎年こういう話が出てくるのだろう。

チームの体質というか、財政状態をどれだけいい方向に持っていけるか。2010年はリーグ3位でACL出場権獲得、2011年はリーグは散々ながら残留を決め、ACLベスト8、天皇杯ベスト4とそれなりに露出はしている。それで観客動員やスポンサーが伸びないのは嫌な話だと思う。


もう一つ方法があるとすれば、扇原、螢、杉本、丸橋、永井と、絶え間なくタレントを輩出している下部組織への注力を続けていくこと。こっちの方が実のある話になるかもしれない。それから他の高校、大学のプレーヤーにとって魅力ある育成環境を維持していくのも大事だ。

ただ、こちらにしたって成長したプレーヤーが他チームや海外に行くとなれば引き止められない。ここまでお金が無いという話が続くと悲しいけれど、現実だから仕方が無いか。


サポーターとしては、少しでも多くのお金をクラブに落とすしか無いな。どんな試合でもキンチョウに駆けつけるってサポーターが5000人で、その人達が1万ずつ出すぜって言っても5000万で、そのお金があったとしてどれだけうまく使えるのかわからない。


転換点があるとすれば、キンチョウスタジアムのゴール裏が改修、増設かな。観客動員が伸びて、入場料収入が増える。一方でスタジアム整備が進んで、開催時のコストが下がる。それで1シーズン1選手分でも引き止め費用が出ればかなり変われるはずなんだけれど…。


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