11/02/2004

嘉人は前を向いていればいいよ。

4410.tvより

反省

浦和戦。
自分も途中で退場になってしまい、雨の中応援してくれていたサポーターには
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
カードをもらわないよう意識をして今年はプレーをしてきたので、
土曜の結果は自分自身にとっても悔やまれます。

次回の磐田戦はチームのみんなに頑張って勝ってもらうしかない。
チームがいい状態で磐田戦に望めるように、キャプテンとして指示していきたい。
磐田戦以降の自分が出れる残り3試合は、悔いの残らない試合をして
チームがJ1残留出来るように精一杯頑張ります。

2004年11月1日
大久保 嘉人


 嘉人は本当のところ粗野で乱暴な性格ではありません。むしろ誰かが支えてあげなくてはいけないくらい、ナーバスな性格です。

 また、とりわけ完璧主義的な側面も垣間見えます。キャプテンになったことで「自分がやらなくては、チームの期待がかかっている」という強迫観念が芽生え、現実とのギャップに苦しんだ結果が、あの赤いカードだったのではと推測します。

 確かにラフプレーは非難されてしかるべき行為です。肘打ちを食らった鈴木啓太選手は歯を痛めたそうです。

 しかし、ゲームキャプテンの重責を課しておきながら、横パスを続けるチームメイト達を、そしてそれを見ていたコーチ陣達を、孤立無援になった彼はどんな目で見ていたでしょうか。

 「彼は入るチームを間違えたのだ」という、レッズサポーターの嘲笑にも似た言葉を思い出している自分がいます。

 あと残り4試合、嘉人にとっては3試合となりました。ひょっとしたら日本でラストになるかも知れない嘉人のプレーが、歓喜に包まれる事を信じます。

 前ばむかんね嘉人!よっとがんばって、それでどげんもならんかったら、それはしかたなかろうも!

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