11/29/2004

東心斎橋の小さな奇跡。

 新潟戦は前述のとおり、東心斎橋のアイリッシュパブ「マーフィーズ」で観戦していました。試合開始30分前には別室も含めて満員状態。アルコールも入ってテンションはかなりハイでした。

 かくいう私もゲンを担いでギネスビールを注文。下戸なんですが、ビールを飲んだ試合は負けなし。スポーツバーでの観戦も負けなし。ニッポンハムのレンジで出来るお弁当を食べた時は必ず勝ちだったので、担げるものは全て担いでおきました。ギネスは生よりも柔らかなのみ心地、意外とおいしく頂けました。

 試合展開の変わるたびに、大分対柏戦の経過が表示されるたびに、みな一喜一憂。大久保の先制点の時は「俺達の誇り」の大合唱でした。喜びも悲しみも、皆で分け合う事の素晴らしさ!


 途中柏先制の報が流れた時や、新潟に同点にされたシーンでは、重苦しい空気がただよっていましたが、誰かが携帯で大分の同点弾を確認した時など、バーは大歓声に包まれました。

 そして大久保のがむしゃらな突進から生まれたPK。皆「決めてくれ!」の願いを600キロ彼方の新潟に送ります。大久保が放ったシュートがゴールに突き刺さった瞬間はもう歓声と拍手とコールとが入り混じって、バーの床が抜けてしまうのではと思うほどでした。


 そして残留を決める長い笛。バーはさらにお祭り騒ぎ。陽気なアイリッシュの店員さんが「カンパーイ!」と音戸を取ると、皆グラスを高々と掲げ、喜びを共有していました。


 この日がこの日になる為には、様々な要素が揃う必要が有りました。「店に交渉してみる」と言ってくださった108さん。それを快諾してくださったマーフィーズの方たち。集まった居残り組のサポーター。新潟で声援を送りつづけた遠征組のサポーター。そして奮闘してくれたセレッソの選手達。一つでも欠けてしまったら、奇跡は起きなかっただろうと思います。


 この日ほどセレサポであった事を嬉しく思った事は有りませんでした。この日ほどセレッソを誇りに感じた事は有りませんでした。この日ほど大久保がセレッソに来た事は決して間違いじゃなかったと思えた日も、また有りませんでした。


 この日あの場にいた全ての人に感謝します。ステキなバーを見つける事も出来ました。もしできるのなら、セレサポみんなで、今度はゆっくりとギネスを片手にサッカー談義などしたいですね。

追記)狼里ちゃんはソフトドリンクしかダメですよ。

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