つい数年前まで野球と芸能とギャンブル欄さえ押さえておけばよかったスポーツ新聞にとってサッカー面は頭の痛いところのよう。野球のように数字が出やすいスポーツはデータを揃えておけばある程度みられる記事が出来るのですが、サッカーは見る人によって視点がさまざま「今日のだれそれは精彩を欠いていた」「いや、いつも通り機能していた」となることもしばしばです。
それでも日刊のようにたまに大きく扱ってくれるところや、ナビスコカップで「トーチュウThanks!」などというプラカードを持った東京サポが現れるほど力を入れている東中など、熱のこもった紙面づくりをしている新聞社も見かけるようになりました。関東限定ではありますが「EL GOLAZO」のようなサッカー専門の新聞まで登場するようになりました。
そんな中、一人わが道を行く新聞社が巨人お抱え報知新聞です。
日本代表ニュースより。
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マジョルカがC大阪・大久保に年俸2億1000万円用意?
��大阪FW大久保嘉人の獲得に動いているマジョルカが同選手の年俸として200万ドル(約2億1000万円)を用意したと報じられている。(スポーツ報知)
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トルシエ氏が神戸の来季監督就任に前向き
神戸が来季の監督として前日本代表監督フィリップ・トルシエ氏の招聘に動いており、トルシエ氏も前向きに検討していると報じられている。(スポーツ報知)
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どうですか!この香ばしい記事二連発!大久保の移籍話はまだ(公式には)身分照会のみですし、トルシエの記事に関しては報知しか取り扱っていません。
まあ、報知は野球面でも「巨人、160キロ右腕パーシバルを獲得か?」なんて飛ばし記事をじゃんじゃんやる新聞ですから、そのままの勢いでサッカー面を作りました、という感じなのでしょうか?西中島の中では報知のサッカー欄の信頼度は東スポの一面クラスです。
ひょっとしたらJが有る環境で育ち、海外のサッカーをスカパーなどで見て成長した世代が入社するまで、一般紙のサッカー欄はこんな感じで進むのかも…。それなら今は、有名どころのブログなどを覗いていた方がいくらか知識がつくというものです。
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