市原・村井の磐田入りが決定
村井は、既に磐田加入が決まっていたFW崔龍洙=チェ・ヨンス=(31)と市原時代にホットラインを形成。磐田の新たな得点源として期待は高まる。
磐田は日本代表GK川口能活(29)の加入が決定したほか、村井の同僚で日本代表DF茶野隆行(28)や韓国人選手の獲得も目指しており、すべて加入が決まれば、移籍金と年俸を合わせ8億円の大型補強となる。
まるで市原の生き血をすするような補強ですな。去年は浦和や横浜Mが大量に選手の入れ替えをしていましたけれど、山瀬の横浜への移籍話を差し引いても、今年の注目は清水と磐田という事になりそう。
ただ磐田の今回の補強はかなり凶悪。近年の浦和や横浜Mも大概ですけれど、浦和は何としてもタイトルが獲りたいという強い意志が感じられるし、横浜Mも岡田監督がキッチリ結果を残しているし、お金のあるところにはかないませんな~、というくらいでしたけれど、磐田の補強はどこかアンバランスで、無駄に構成をいじっているように感じるんですよね。
なにより山本監督の言ってる事とやっている事がバラバラなのが面白くない!「岡田武史と山本昌邦。」でJで初采配を振るう山本監督のインタビューを抜粋しましたけれど、あの話を聞くと、今いる若手メンバーの能力の底上げとか、マンネリ化したベテラン選手の意識改革みたいなものを強化の軸に置いていたはず。
それがフタを開けてみれば、川口、チェ・ヨンス、村井、茶野の強奪。まさか天皇杯でチームが上手く機能しなかったのを選手のせいしたのか?と思わせるようなハジケぶりです。さらに新外国人選手もリストアップしているというのですからすさまじい。
岡田、オシム、ブッフバルト、アルディレスなどの例を挙げるまでも無く、選手を生かすも殺すも監督次第。広島の小野監督や、F東京の原監督なども限られた戦力で最低限のノルマをクリアしています。
一番大事なのは監督がどんなチーム作りを目指していて、そこに行き着くためにどのような補強や選手育成をしているかをスタッフ、選手に明確に指し示す事。
それが出来なければいくらお金をつぎ込んだ所で、チームは強くなりません。ひょっとして一番補強しなくてはいけないのは監督自身だったりして。
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