西沢、正式に残留決まる 西村GMの説得で決断
去就が注目されたFW西沢の残留が正式に決まった。午後に西村GMが直接会談。一度は移籍を決意した西沢も「FWとして必要な戦力と考えている」という同GMの説得に折れた。
デイリースポーツ
西沢&黒部 05年2トップだ
今季の契約を更新していなかったJ1・C大阪のFW西沢明訓(28)が7日、西村昭宏チーム統括GMと大阪市内で会談し、残留が決定。J2京都から移籍した元日本代表FW黒部光昭(26)もこの日、大阪市内のクラブハウスで入団会見を行い、ともにチームでの活躍を誓った。
ようやっと安心する事ができます。西村GMも説得ご苦労様でした。でもすこし心にわだかまりのようなものが残ってしまったのは私だけかな?
最終的には西村さんの「戦力として考えている」っていう熱い説得に折れた形になりましたけれど、一度は移籍するつもりだったのは事実、原因の根本を正さなければ、いずれ対処療法も効かなくなってしまうかもしれませんよね。
今年はアキだけだったけれど、もし複数の主力が同じように移籍志願なんて事になったら、もうそれだけでものすごい時間と労力がかかってしまいますし、アキとはもう少しチームの方向性なりを話し込んでもいいように感じます。
確かにチーム低迷と混乱の原因となってしまった東欧勢や、彼等を呼び込んだ大倉氏はラデリッチを残してチームを去りましたし、ラデリッチも構想外のようですが、もともと「この路線で行こう」となったのは、もっと上のほうの意思決定によるものです。
「かくてアキレスは残った。」でもくどくどと書きましたが、そこと現場の間に何かしらのコミニュケーションが無ければ、名物のお家騒動は無くならないと思うんですよ。
猜疑心のフィルターがかかっているからかもしれませんが、セレッソに入団、移籍してくる選手の定着率みたいなものも、年々低下しているように思えてなりません。スカウトの質の低下みたいなものが有るのでしょうか。ここのあたりもチームの印象を悪くしている原因の一つです。
仮に契約していても、着実に成長している選手はごく僅か。古橋や徳重のような成功例が無いわけではないですが、もっと若手や移籍選手の突き上げがほしいところ。
それに外人選手もちゃんと労を惜しまず、キッチリとチェックした上で契約をしてほしいです。今年はジルマールの推薦がありましたから、少し期待はしていますが。
またサポーターも、選手がプレーしやすいように、もっとしっかりサポートをしてもいいんじゃないですかね。
ブーイングやヤジをするな、というわけではなくて、長居に時折やってくる何とも言えない「間延びした空気」を何とかしたいんです。90分間フル回転で応援をするのってすごくキツイですけれど、一緒に戦っている「12番目の選手」なんですから、やっぱりがんばらないと。
そういうところをちょっとずつでも良くすることが出来たら、セレッソは選手にとってもサポーターにとっても、もっと魅力的なチームになれると思うんです。今回の一件は風化させず、ずっと心に留め置いたほうがいいでしょう。ちょっとツライですけれどね。
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