1/16/2005

針小棒大にご用心。

 デビュー戦で鮮烈な活躍をして以来、テレビや新聞で嘉人関係の話題が載らない日は有りません。今日はブロードキャスターとスーパーサッカー+で特集組まれています。

 それは野球天国である関西の新聞社でも例外では有りません。日刊スポーツなにわWEBの嘉人関係の記事のバックナンバーを調べてみましたが、1/10以降だけでこれだけ有ります。


1/11(火)

大久保、次戦欠場…右ヒザ打撲で全治10日

味方は「当然!」敵は「ありえない…」

大久保夫人「予感」的中、寂しさ飛んだ

C大阪小林監督「大久保すごい」


1/12(水)

大久保23日レアル戦「絶対出る」夢舞台

大久保にメディアが命名「ラストサムライ」

新加入のロメオが大久保とのコンビ熱望


1/13(木)

マジョルカ大久保ギプス外し極秘トレ開始


1/14(金)

大久保ファンクラブ特例でチーム公認

大久保がチーム練習見学、週明けにも検査


1/15(土)

大久保2・9北朝鮮戦「行きたい」


 もちろん他の新聞も同じような状態。媒体に記録される情報量で言えば、身近であったセレッソ時代よりも、格段に増えているという皮肉な状態が有ります。

 ですがこれら全てが、有益であるとは限りません。むしろ少しでも嘉人の記事を「かさ増し」する為に作られた記事の方が多いように感じます。


 例えば上記の記事の中でも、13日の記事では「極秘トレーニングを始めた」とあるのに、翌日の記事では「23日Rマドリード戦に向けてリハビリを開始する予定だったが、練習見学に切り替えてチームメートの動きに目を走らせた」と、全く違う状態だと伝えています。そしてどちらが正しいのか、紙面からは伺う事は出来ません。


 我々受け手側は、これら玉石混合の情報の中から、正確なものを探し出さなくてはいけないようになってしまったのです。

 セレッソ時代なら、南津守に行った人の記事から、ある程度どれが真実なのかを知ることが出来ましたが、今はそれが適いません。


 唯一真実だといえるものは本人のサイトしかないのですが。それにしても布部選手ほど頻繁に更新されるわけでは有りませんし(笑 それを求める事も酷というものです。


 とどのつまり、私達は今膨大な情報の中にいながら、実は何も知らない、判らないという、とても歯がゆい状態の中にいるわけです。

 ひょっとしたら、もう真実はピッチの中にしかないのかも知れません。嘉人の一刻も早い回復と、試合での活躍を祈るばかりです。





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