1/09/2005

テルアキに告ぐ。-背番号論-

 どうやら大久保がつけていた背番号10は黒部がつけるようです(黒部と呼び捨てにする事にまだ違和感を感じるのですが、きっとゴールを決めてくれるまで消えないのでしょうね。サンガサポスンマセン)

メガネ黒部
 

黒部選手のコメント

自分の中で日本代表を意識して考えた時に、やはりJ1の舞台で戦わなければという気持ちが強くなっていたところ、西村GMから声を掛けていただいて、どのチームよりも一番僕を欲しい、必要だと言ってくれた事が決め手でした。
やるからにはチームが優勝できるように、一員として頑張りたいと思います。


 以前も背番号について「逆永久欠番希望。」という記事を書きましたが、セレッソの背番号には、一つ一つに10年間築かれてきた意味があるんです。


例えば6なら、ユン・ジョンファン。クレバーなテクニシャン。

例えば8なら、モリシ。労をいとわぬチームのダイナモ。

例えば9なら、若き日のアキ。恐れを知らぬアタッカー。



 そして背番号10は、10番は、揺ぎ無い攻撃の核。マルキーニョスマノエルノ・ジョンユン、そして嘉人。実力が有るだけでなく、サポーターの心を掴むことの出来る選手がつける、特別な番号。

廬 廷潤


 黒部と西村GMの間には、京都時代からの確執が有るという事を聞きました。ですから移籍が決まった際には、背番号は18かと思っていました。ファンセがつけた、助っ人ストライカーの番号。

 しかし、用意された番号は10。黒部は西村GMがどうしてこの背番号10を自分に託したのか、その真意をわかっているでしょうか。西村GMはエースとしてだけではなく、チームの顔になるようにと、この番号を設えたのです。助っ人ではなく、大黒柱になってほしいのです。普通レンタル移籍の選手がつけられる番号では有りません。

 二人の間には、本当は確執など無いのではないでしょうか。西村GMが黒部にかける期待は半端なものではないです。


 この期待に応えるのは、並大抵の事ではありません。ゴールだけではなく、サポーターの心まで奪わなくてはいけないのですから。

 ストイックな性格ということですから、ちょっと大変かもしれませんけれど、そのあたりはモリシの半分くらいで大丈夫です、がんばって!




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