日本刷新会議 : 第6回 「愛媛FC“落選”の真相」<前編>
タイトルのとおり、愛媛FCの事がメインの記事なんですが、何故草津がJ2入りできて、愛媛FCができなかったのか。という話題がとても目につきました。以下一部抜粋。
草津の場合は、そういったクラブの体制面を背水の陣で取り組んできました。36歳の若社長は精力的に多方面に動き回り、スポーツ界のエリート街道を歩んできた元三菱の大西ゼネラルマネジャーはいろんな戦略を立てコントロールしました。現場にもJリーグの指導経験もある植木監督を迎え、必勝体制で臨みました。今年昇格できなければ解散か、というぐらい草津は必死でクラブの強化に努めたんです。
これを読んで、昨年の天皇杯で、草津があれだけ活躍できた理由の一端を知ったような気になりました。
草津には元セレッソの籾谷、小川、宮川が所属しています。(今日、御給も草津入りが決まったようですね)
セレッソに所属していた頃、練習場で彼等の様子を何度か見た事が有ったのですが、正直線も細く、御世辞にも真摯な姿勢でサッカーに打ち込んでいるようには見えませんでした。練習も強制のもののみで、早々にタニマチの女性と立ち話をしていました。
しかし、昨年見た彼らは、まるで別人のようでした。体もいくらか出来ていましたし、何よりプレーの一つ一つに魂が込められているように感じました。横浜戦で退場宣告を受けた籾谷が、悔しさのあまり涙を流したのは驚きでした。
彼らの「変化」の裏側には、経営陣のサッカーにかける熱い想いが有ったのです。トップが自ら汗を流し、自分達が少しでもサッカーに打ち込めるような基盤を作ってくれている。それを意気に感じない選手がいるでしょうか。
逆の例も有ります。サガン鳥栖などは、残念ながら経営陣に熱意を感じる事が出来ません。当然、チームも強くはなりませんし、スタジアム(折角の素晴らしいスタジアムなのに)も閑古鳥です。悪循環が続き、今年も大量解雇という事になりました。
仮に潤沢な資金が有ったとしても、情熱の無い経営者のチームは決して強くなりません。サッカーを見る目が無いのですから、どんどんとお金をドブに捨ててしまうなんて事が有り得るのです。
もしあなたの好きなチームの経営陣が、情熱を持って球団を運営していないと感じたなら、どうか出来る限り早く、サッカーの素晴らしさ、サッカーの喜びを伝えて下さい。それが強豪への一番の近道なのです。
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