なんだか心が荒んでまいりまして、時間も有ったので今になってキューティーハニーなんぞを観ていましたよ。という事で今日はサッカーネタ無しです。スンマソン。
といっても「サトエリかわいー!」などという気持ちで観たわけでも、「ううーん、この辺りの演出が庵野的ね。あれかい?『僕はここにいていいんだ!』ってのを実写にしてみましたって感じかい?」という穿った目で観賞していたわけでもないんですな。
ズバリ言って目当ては松尾スズキ氏と新谷真弓嬢であります。
新谷嬢は役柄得体の知れん風体をしていますが、普通にしていると普通に美人です。
本業はナイロン100℃という劇団の女優さんです。
一方の松尾スズキ氏はご存知劇団大人計画の座長でございます。「んなもん知るか!」という人もコニカミノルタのCMで顔と声は知っているのでは。
んで、何でこの二人目当てなの?って話なんですが、西中島はガイナックスの作品が好きで、特に「フリクリ」がお気に入りなんです。
この中で新谷嬢はヒロイン(?)のハルハラ・ハル子、
松尾氏は主人公ナンタバ・ナオ太の父親カモン役をしているんですね。
それで実写になったらどうなのよ。と目を皿にして観ておったと。やっぱりアニオタじゃんと。それに関してはスマンカッタと。そういうわけです。
ぶっちゃけ出番は少なかったわけですが、その中でもかなり異彩を放っておりました。二人ともベースが舞台役者さんなんで声の通りが良いのもあるんでしょうけれど。
作品自体も予想していたよりかなり良かった。94分と割と短めの映画ですが、その中に話がキチンと納まっている。庵野監督の暴走を期待していた人にはアレでしょうけれど。チョイ役で北陽が出ていたり、ミッチーがいきなり歌いだしたりとそういう枝葉もそれはそれで楽しい。個人的には「限られた人生の中からキャシャーンの為に3時間をひねり出すよりこっちに94分使ったほうが有意義だよ、多分」という感じでした。
ところでこの記事を作るにあたって松尾スズキ氏のページを観てたんですが、BIOGRAPHYのところに「フリクリ」の「フ」の字も「キューティー・ハニー」の「ハ」の字も無いことを発見してしまいました。あれ?松尾氏にとって「フリクリ」と「キューティー・ハニー」は隠したい過去なのですか?そうなんすか?
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