3/21/2005

「孫の代までも」

私はゴヤのへんこなところが好きで、特に自分の好きな女の子はめちゃくちゃ丁寧で綺麗に描くくせに、嫌いなものや人はくそみそに描いてしまう(そんなことをすると評判が落ちてしまうのに)ところなんかそうなんですが、「くそみそ系」の中に「ロス・カプリチョス」というエッチング(変な想像しない!銅版画のことだ!!)集があります。

それまでの社会通念、矛盾した慣習を嘲笑する作品集なんですが。その中に今回のタイトルの作品が有るんです(うろ覚えだから全然違うタイトルだったかも、指摘ヨロシク)


今回のテーマは「娘をサポにしようとする努力」なので、家系を重視するその当時の貴族達をあざ笑ったこの作品がちょうどタイトルに良かろうということで使いました。ここでお勉強タイムお終い。



ウチの娘は今年で6歳。ノストラダムスが世界の破滅を予言した1999年に、恐怖の大王の代わりに我が家にやってきました。今では我が家限定の恐怖の大王になっているんですが…。


その子がたまにサッカーに対して興味を持つようになったんですね。お父ちゃんが年がら年中サッカーの話ばかりしているからあたりまえといえばそうなんですが。

でもせっかく興味を持ってくれたのだから、そのまま一人前のサポーターになってほしいというのが親心ならぬ「サポ心」


いつもは服はセンスが良い家内がチョイスしたり、孫に骨抜き状態のうちの母親なんかが買ってきたりしているんですが、お父ちゃんもがんばって買ってみました。

micco01.jpg


キッズユニフォーム(しかもオーセンティック!)


すぐ「セレッソ!」と反応してくれました、それだけでも買った甲斐が有ろうというものです。このまま長居に通いつづけて、立派なセレサポになって頂こうと思っておりますよ。


あと100年くらい経って、娘の孫がオッサンになるくらいにその子が「アホか!俺んちはひいじいさんの代からセレサポだぜ!!」と見栄をきってくれたらなぁなどと淡い期待をしております。

Jリーグ創設期からのサポーター」世代が、きちんと次の「生まれたときからJリーグがあった」世代にバトンを渡せるのかどうかって、とっても重要なんじゃないかと。まずは身近なところからがんばります。





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