3/27/2005

憂鬱な日曜日。

 応援しているチームが二日連続で負けるというのは、サッカーではなかなか無い。両チーム(セレッソと代表)共にかなり肩入れしていたので、未だに倦怠感がある(多分年のせいでは無い、と思いたい)


 代表の方は早速改善策を模索しているようで、選手からも、というか中田や中村からいろいろな発言が有った様だ。

ニッカンスポーツ

ジーコ、選手と“勝ち観”統一

(中略)

今後のシステムについて聞かれたMF中村は、ジーコ監督と直接対話する考えを明かした。「ヒデさん(中田英)とはフォーメーションを戻すのも手だとは話した。選手から話ができるのがジーコ。話してマイナスになるとは思わない」。


 ジーコの目指した「自由と創造性」。だが最終予選という修羅場の中で、それを放棄してしまったかのように、チームは膠着化していた。この敗戦によって土俵際まで追い詰められた事で、逆にチームの中が活性化した事は悪いことでは無い。


 レベルの違う話で恐縮だけれども、私も以前職場で同じような経験をした事がある。私は同僚の一人がとても好きにはなれなかった。お互い足を引っ張るようなことはしなかったが、仲良く話をするなんて状態ではなかった。

 けれど社内でとんでもない量の仕事が舞い込んできて、私達の部署はろくに食事や睡眠さえ取れないような日々が続いた。

 そんな時に、「あいつが気に入らないから」なんて事は言っていられなかった。同僚がいっぱいいっぱいの時はフォローに回ったし、私も彼にたくさん助けられた。

 無事に仕事を終えた時には、以前のようなわだかまりは無くなっていた。もうあんな量の仕事をするなんて御免だけれど、得たものは計り知れない。



 セレッソはやっと初勝利したかと思えば屈辱の完封負け。スタジアムに行けなかったのでどういう展開だったかは判らないが、失点シーンやチャンスのシーンは2ちゃんねるのスレッドに書き込まれた方が編集したものを見た。ここまで1勝3敗、そろそろなにかカンフル剤がほしいなという気持ちも有る。

 何といっても得点が取れなかった、というのは痛い。攻撃こそセレッソのアイゼンティティー、サポーターをひきつける存在意義ではなかったか。

 例え話は上手ではないけれど、あえて例えるなら乳牛なのにお乳が出ないとか、そんな状態なんじゃないだろうか。

 なかなかベストメンバーが組めない苦労は判るが、その中でもベストをつくしてほしい。今のセレッソがベストをつくしているかと聞かれれば、多分答えは「NO」だ。もちろんがんばっている選手もいるにはいるが、それを上回るくらいがんばってないなという選手もいる。ベンチ、フロントががんばっているとはとても思えない。


 次のホームゲームの日は仕事なのだけれど、有給を取ってでもスタジアムに行こうと考えている。別に私が行ったところで何がどうなるわけでもないけれど、私もサポーターとして出来るベストを尽くしたいから。負けて受ける倦怠感より、精一杯応援した疲労感の方が、ずっと心地いい。






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