4/14/2005

大分戦スコア分析。

 昨日の試合のスコアがニッカンスポーツに掲載されているので、そこからどんな試合だったのか夢想してみます。速報版と多少データに差異があるとの事ですが、後で出た方が最終版ということでこっちをベースにします。

大分戦スコア.jpg


 支配率が42%対58%でセレッソというのは意外ですね。大分はホームなんだしもっとグイグイと攻めてくると思っていたんですが。

 そのわりにシュートをたくさん打たれてます。枠内7、枠外5の12本。1失点だから吉田が6本止めたって事か。ナイスよっさん!!


 シュート12本の内吉田が3、マグノ・アウベスが4、ドドが2と、前の3枚だけで9本。支配率の事も考えるとガチガチに引いて前3枚のカウンターだったんですね。確かに引いた上でパトリックがアキを押さえれば前ではそう仕事は出来ない。

 事実アキが下がる後半15分頃までに放ったシュートはわずか5、しかも枠内1、ついでに言うならそのシュートは布部のもの。多分遠目からシュート打つしかなかったんだろうな。


 転機になったのは大分キーパー岡中の負傷とアキ→黒部の交代。ここから大分のプランが崩れてきてますね。黒部はアキより動くから捕まえづらかったはずだし、指示を出すはずの岡中が退いている。修正が効かないうちに同点弾。

 終了間際のPKもパトリックが突っかけてきた古橋に対して犯したファウルによってのものらしいですね。空中戦よりも足元を選択した事で「ロングボールのセレッソ」というイメージと現実を乖離させた(結果としてそうなった?)事が勝因ってことかな?


 ただ2点とっても3点とられてたら負けだったわけで、失点しても集中力を切らさなかった守備陣は誉められるべきでしょう。

 攻撃重視にシフトした後の下村久藤ダブルボランチも無失点。正直二人とも散らし役だと思っていたんで、二人並んだ時にどうなるのって思っていましたが、それほどミスマッチでは無かったということかな?嬉しい誤算です。


 次の柏戦は「リトルマラドーナ」チェ・ソングクと玉田の高速FW二人をサイドに配した今流行りの4-3-3を取り入れています。3バックがスピードにはやや苦手なところがあるように感じているんで、どういう方法で相手を封じるのか、小林監督には期待しています。







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