4/09/2005

名古屋戦前雑感。

 いつも非公開練習をしているにもかかわらずスタメンがモロばれで、布部でなくても「なんでやねん!」と突っ込みを入れたくなる状態が続いていたセレッソだけれど、やっとというかとうとうスタメンに関して再考するような発言が小林監督の口から聞かれるようになった。

大阪ニッカンスポーツなにわWEB

C大阪、名古屋戦へ完全非公開調整

 C大阪小林監督が9日の名古屋戦(長居)での“開花”を誓った。開幕3連敗で全18チーム中、唯一の勝ち点ゼロ。大阪の桜が満開になったこの日は完全非公開で最終調整した。縁起をかついで桜色のシャツに着替えた指揮官は「もうそろそろセレッソを咲かせないといけない。負けてばかりはいられないでしょう。ピンク色に染めます」とキッパリ。負傷したDF江添の代役には「前田もいいけど柳本もいる。FWも含めて、先発はわからないようにします」と、かく乱作戦も用いて今季初星をつかみにいく。


 私は小林監督と長話などした事が無いので、人となりなどは判らないのだけれど、行動を見る限りかなり頑固なところが有る様に思う。

 他人の意見に流されず、自分がこれだと思った道をひたすら邁進する。確かにそれは悪い事では無いのだけれど、これだけ長い間結果が出ていないと愚痴の一つも出るというもの。


 ここになってのこの方向転換、個人的には賛成なのだけれど、何か嫌な予感もする。

 というのも今まで勝ちに恵まれなくとも、頑として自分のスタイルを変えなかった小林監督が、ここまで大胆に方向転換をした。という事は、それくらいの「何かしらの圧力」がかかった、と考える方が自然。つまり小林監督は今ものすごい外圧がかかっている可能性があるのだ。


 その外圧がなんであるのかまで邪推はしないけれど、セレッソ名物の「連敗中のお家騒動」の匂いがプンプンと漂ってくる気がするのは私だけだろうか。

 正直今の時期にそういう話はまずい。出来ればすっきり勝って、そういう話を払拭していただきたい。


 名古屋は"ピチブー"ウェズレイが出場出来ない。これが名古屋のチーム力を上げているのか下げているのかは微妙だけれど、少なくとも守備陣にとって精神的に楽に入れる要素では無かろうか。

 ただ代わって出てくる杉本は今のセレッソが苦手とするスピードを武器にしたFW、裏を取られるのも勘弁願いたいし、それを恐れてラインがずるずる下がるなんて光景も見たくない。この辺りをどうするのかで試合の流れが決まるように思う。


 攻撃陣では西澤が先発か、という話になっている。となると攻撃陣の誰かが外れるわけだが、いったい誰が抜けるのだろう。興味がある。

さくら.jpg


 長居の桜はもう殆ど満開なのだそうだ。明日から雨模様だという事を考えると、今日が一番の見頃かも知れない。そろそろスタジアムでも「開花宣言」がほしいところだ。







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