4/13/2005

嘉人の今後に心惑う。

 マジョルカの一部残留が絶望的になり、それに伴って嘉人の完全移籍の可能性が無くなりそうだとの事。

ニッカンスポーツなにわWEB

大久保、6月末レンタル期限C大阪復帰へ

(前略)

 大久保が日本に戻ってくる可能性が高まった。C大阪の西村GMはこの日、6月末でレンタル移籍の期間が切れる大久保について「(処遇の決定は)4月中です。まあ向こう(マジョルカ)が決めることなので…。何かあれば発表する」と今月中の決着を示唆。現在、梶野強化担当がマジョルカに滞在。クラブ幹部と大久保の今後について意見を交換している最中だ。

(後略)


さむら~い
モイセスさんとのかけあいも、もう見られないのかな…


 ただ嘉人としてはスペインの一部でのプレーを希望していて、出原社長も同じ考えを持っている模様。

サンケイスポーツ

大久保スペイン残留熱望…C大阪「本人の意見を尊重」

 スペインリーグ・マジョルカのFW大久保が12日、スペイン残留を熱望した。「サラゴサ戦(10日、0-2)はむかついた。あんな試合したらダメ。それでもスペイン? もちろん」と今月中に決まる去就を意識。ただ「2部でも残留?」の質問には「いやあ…」と言葉を濁した。レンタル元で保有権を持つC大阪・出原社長は「再契約や延長がなくても本人の意見を尊重したい」と支援していく意向を示している。


 サンスポと報知は少し眉唾だと思っているのですが、スポニチアネックスにも出原社長が同様の発言をした旨の記事を掲載しているので、多分本音だと思います。

 三年契約の期間中にレンタル移籍を容認したという話を聞いてちょっと社長を見直してみたり。入団時から海外を視野に入れた契約だった見たいなので渋々だったかも知れませんが、送り出す時は快くセレモニーまで用意してくれたし。


 この問題は嘉人が好きな人間ほどややこしく感じてしまいますね。戻ってきて長居でもう一度ピンクのユニを来てほしいという気持ちも有るし、その一方で草の根にかじりついてでも海外に残ってもまれてきてほしくも有る。

 そして多分どちらの展開になったとしても、喜び半分寂しさ半分の、何となくモヤモヤとした気分になってしまうでしょう。

 帰ってきたらきたで「嫁いだ娘が旦那とケンカして実家に帰ってきた」みたいな気分だろうし、海外を転々とするようになればそれはそれで寂しい。


 ただ嘉人個人のスケールアップを考えるなら、やっぱり欧州リーグで活躍した方がいいでしょう。今季はボールが回ってこなかったり、怪我で持ち味のスピードとキープ力、シュートが生かせなかったりで、正直納得のいく状態ではなかった。

 でもシーズンが終わってしっかりと体の手入れが出来れば、どのチームでも今季のような不本意なシーズンにはならないと思っています。異論反論は有るでしょうけれど、個人的見解としてはこんな感じかな。


 答えは4月中に出るらしいです。セレッソ復帰の線が濃厚らしいですが、さて、どうなるのやら…。







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