6/01/2005

マナマよりナガイ。

 清水には敗れてしまったけれど、セレッソにはまだナビスコカップ予選突破の可能性が残されている。今までならとっくの昔に若手の実戦テストの時期だけに、今回は最後まで諦めずにしぶとくいってほしい。そういう粘り強さ、勝負に対する執着心こそが小林監督の信条だと思うし。

 ぶっちゃけていうなら、弊害が無いわけではない。ずっと固定メンバーで来ているので特定の選手達の疲労がピークに達している。ベテランの森島、西澤、久藤、柳本、布部あたりはもちろんだし、年間を通して出場した経験が無い下村、ルーキーの前田あたりも相当辛いだろう。

 それを言い訳にしない姿勢は評価されるべきだけれども、精神論で全てが解決するわけではないし、サジ加減の難しいところではある。土曜日の名古屋戦は、出来る事なら序盤でセーフティーリードを奪ってスッキリと勝ちたい。


 ただ勝負というのはそうそう簡単なものではない。確かに今の名古屋はウェズレイ、マルケスという2トップを失っているし、アン・ヨンハッも代表戦で出場出来ない。それでも油断してはいけない、慢心こそが最大の敵なのだから。


 もう一つ怖いのがガンバから移籍してきた中山悟志の存在。なにわWEBに記事が載っていたのだけれど写真を見て驚いた。ガンバ時代のトレードマークだったロングヘアーをバッサリと切り、出で立ちはさながら禅寺の修行僧。表情も引き締まっていて、決意の程が伺える。こうなった人間は強い。


 代表戦も確かに観たい試合ではあるけれども、今の代表に対しては、何となく思い入れが薄い。私にとっては6月3日も6月4日も等しく大事な日なのだ。ひょっとすると4日の方が大事かも知れない。





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