スポニチOSAKA
C大阪・西沢がぎっくり腰で鹿島戦欠場へ
◆ 3日間の安静 ◆
4日のナビスコ杯・名古屋戦(長居)で腰を痛めて途中交代したC大阪のFW西沢明訓(28)が11日のナビスコ杯・鹿島戦(長居)を欠場することが濃厚となった。一夜明けた5日、小林監督は「ぎっくり腰。3日間の安静が必要で、火曜日(7日)にまたドクターがチェックする」と説明した。
現在グループ2位をキープするC大阪だが、決勝トーナメントに進出するためには次節で勝ち点3が欲しい。大事な最終節で絶好調の西沢を欠くのは大きな不安材料だ。名古屋戦で西沢に代わって75分間プレーしたFW黒部は結局ノーゴールに終わっており、代役として全幅の信頼を置くことはできない。指揮官は「西沢のタイプなら1トップだったけど、クロ(黒部)が入ったらどうなるか。考えないといけない」と話し、攻撃のシステムの変更を示唆した。
長期離脱というわけではないし、かといって強行出場なんてさせたくないし、正直微妙な感じ。キャンプに参加出来るのならいいのだけれど。
今の状況を考えるのなら、現有戦力でナビスコ予選リーグを突破させる気持ちでいたほうがいいでしょう。そうなってくると黒部に焦点が集まってくる。移籍話を聞きたいと言っている人間を使う事が正しいのか。黒部自身のモチベーションはどうなのか。
小林監督は使う腹でいるみたい。いの一番に
「西沢のタイプなら1トップだったけど、クロ(黒部)が入ったらどうなるか。考えないといけない」
と名指しでコメントしているし、名古屋戦ではらしくないほどリスクを背負って言わば「黒部システム」とも言うべき3-5-2を試しているし。
アキのケガの状態が判る前にも書いたけれど、西村GMも、小林監督も、黒部に対する信頼は厚い。3-5-2でファビーニョがトップ下であるのなら、トップは古橋と森島でも構わない。むしろチェイシングなどを3-4-2-1の時と同じレベルに保とうとするのなら、こちらの方がいいかも知れない。
それでも小林監督は黒部に賭けるつもりでいる。チーム初の予選突破がかかる試合、テストではない、大一番の試合で、黒部を軸にチームを造りかえるとまで言った。
これを意気に感じないので有れば、黒部は他のチームにいたほうが幸せなのかも知れない。少なくともセレッソのエースを背負う選手にはそれくらいの気持ちが必要だと思うから。
私は、本当のところストイックという言葉があまり好きじゃない。でもセレッソのエースはチームの為に泥だらけになれる選手じゃないといけない。よそのチームがどうだかは知らないけれど、少なくともセレッソではそう。モリシも、アキも、ヨシトも、ノさんも、ユンも、ファンセも。試合が終わってユニが綺麗なままなんてことはただの一試合も無かった。
「前のヤツがそうだったんだからお前もそうしろ!」
そういうつもりで言うわけじゃない。でも実際そうだったし、多分これからもそうだと思う。皆強制されたわけじゃない。がむしゃらに頑張ったら、自然とそうなってた。
今度の鹿島戦、タイムアップの笛が聞こえた時、泥だらけの背番号10がそこにいる事を望んでいます。
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