6/28/2005

バモバモの準備。

 大阪人の数ある長所の中でも特筆すべきものに、「外来語を日本語として消化していく」というものが有る。

 梅田に駅が出来ると、ステーションを「ステン所」ともじって呼んだし、マクドナルドは「マック」などと洒落た呼び方はせず、馴染みやすい「マクド」を貫いている。


 さて、サッカー用語に「バモ」というのが有る。横浜門旗さんのところに有る門旗苑によると。

横浜門旗.JPG


 情熱的で熱狂的な、応援、人、モノに対して使う言葉。元々はスペイン語のvamosで「行こうぜ!」といったような意味。

 とある。

「今日のあいつはかなりバモっていたな」

「俺のバモについてこれるかな」

 という風に使うらしい。何となくかっこいい感じがしないでもないし、何となく変なような気もする。でもこのままだと関西人には小洒落れすぎているのは確か。


 これを何とか関西風に消化したいのだけれど、何せ文字が「バ」と「モ」しかない。難しい。とりあえずイントネーションをいじる。今は「バ」にアクセントがついているから、「モ」にアクセントを付け替える。丁度今からが旬の鱧(ハモ)と同じアクセントである。




 うん、関西風になって来た。

 使い方も関西風に

マサル.gif「おっしゃ今日はセレッソ勝たせたるでー!!」

タカシ.gif「マサル今日はエライバモってるなぁ」

 ん、だいぶ消化できてきた。これからは関西のサポーターはと言わずにと言うように。


さてここまでが前フリ。



 フィオ戦では久方ぶりにゴール裏に陣取る。ここでバモらん手は無い。早速ホームセンターコーナンで2メートル弱の塩ビパイプを買ってみた。以外に安い。

 これに天王寺のABCクラフトでピンクのサテン生地を買って来て縫製すれば即席のしなるフラッグの完成というわけだ。


 よく考えると自転車で行ける距離に生地屋とホームセンターが有るというのはかなり恵まれている。これからもバシバシフラッグを作ろうか。


 こういう「お祭りの準備」というのは実に楽しい。このデカイフラッグをブンブン振り回す予定なので、周りの方はご注意を。





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