スポーツ報知
中田浩に鹿島「帰ってこい」
マルセイユ戦力外報道
マルセイユの日本代表MF中田浩二(25)に31日、古巣の鹿島がラブコールを送った。30日付の現地紙で戦力外通告の可能性を報じられた中田浩に、鹿島・牛島洋社長(62)が復帰を勧めた。
フランス紙はマルセイユが移籍金なしで中田浩放出を模索中と報道した。牛島社長はこの日、FW柳沢敦(28)=メッシーナ=の移籍交渉から帰国。驚きの表情を浮かべながらも「まだ仮定の話で何とも言えないが、(もともと)無理やりとられたもの。帰ってくればいい」と話した。
(後略)
今は首位を快走している鹿島ではあるけれど、代表に多くの選手を取られたり、怪我人が多かったりで、いい選手を少しでも多く抱えていたいというのが本音なのか。
それにしても移籍の際にあれだけゴタゴタがあったにも関わらず、少なくとも表面上は優しいコメントを残している牛島社長は余程人間が出来ているのか。人間が出来ていない私には判らないけれど、これが「大人の対応」というものなんだろう。
鹿島は良くも悪くも家族的なチームなんで、親の制止を振り切って駆け落ちしてしまった中田は絶縁されていたと思っていたのだけれど、まだ家族の一員だったようだ。でも中田をこうも簡単に許して、それでチームとして示しがつくのかな。
懲罰なんて言葉はあまり好きではないけれど、泣いて馬謖を斬るという言葉も有る。正直な話あまり快く思わない選手もいるだろうし、サポーターの中にも不満がある人もいるだろう。仮に帰ってきたとして、そのあたりをどうするのか、ちょっと注目かも知れない。
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